PCゲーム黎明期からスペースコンバットシムはありましたが、一時期は細々と生きながらえている感じでした。しかし、最近はStar Citizen、Elite Dangerous、X4など、息を吹き返しつつあると思います。古くはFree Space、Star Lancer、Tachyon、X-Wing Allianceをやりこんだ私としては、嬉しい限りです。
今回紹介するのは、End Spaceです。PS版はすでに発売されています。このゲームはVRが必須のため、HTC ViveかOculus Riftを用意する必要があります。
ゲームプレイは、ストーリーベースのミッション形式で、Xシリーズのようなオープンワールドではありません。やりこみ量が少なくなるのは確かですが、個人的には、とっつきやすくこちらの方が好みです。
ゲームパッドで操作(ジョイスティックは不明)しますが、ヘッドエイミング、すなわちVR機器を装着した頭を動かすことで照準を合わせることができます。
お手軽なVRゲームなので、PS版の価格は安め(19.99ドル)になっています。そのため、いくつかのレビューでは、難易度が優しめ、武器のバリエーションが少ない、スピード感が無い、DLCが必要と述べています。しかし、あまりゲームに時間が取れない人に向いているのかもしれません。私も他のゲームの箸休めとして、むしろこのようなお手軽なゲームをプレーしたい。本格的なスペースコンバットシムは、とても気軽に始められませんからね。
PC版においては、必要最低限のグラフィックカードとしてNVIDIA GTX 970乃至AMD Radeon R9 290を要求しています。VR必須とあって割と高めですね。そのため宇宙船や巨大な惑星のディテールが細かくて引き込まれます。
PC版End Spaceは、2018年2月リリース予定です。